『良くも悪くもクセの強い作品』
個人的には大好きなゲームだが、安易に人にオススメできるものではない。
主人公ルージュ王女は勝気でわがままで口が悪くてお転婆。
しかし国を愛する優しさ、意志の強さ、そしてぶっ飛んだ正義がとても魅力的に感じる。
大筋のストーリー設定は解り易く、キャラも魅力的で、面白い。
ただ、基本的にギャグで構成されたイベント、独特のノリは人を選ぶ。
お下劣な表現も多いので、そういうものが嫌いな人にもオススメできない。
そして一番の特徴が、各章に一度の戦闘。
レベルという概念がなく、戦略と運が全ての難度の高いシステム(一応難易度設定は出来る)は人を選ぶ。
カワイイ絵に誘われたライトユーザーや、RPGという表記に騙された(?)人は
ここで痛い目を見る場合が多いと思われるので注意。
その他のシステム面に関しては、ロードの多さ&長さ、移動の遅さ、マップの無駄な広さに、イライラすることがある。
話が気になるだけなら小説版があるのでそちらをオススメする。